こんばんは。たかこ治療サロン 中里です。

衝撃的で感動してしまった記事を見つけたので、発行元に許可をいただき転載させていただきます。

3分くらいで読めます。

ステキな未来をひきよせる覚悟


 7月5日の報道で、台湾電力の第4原発の燃料棒が搬出されていたことが分かりました!

 第4原発は1999年着工したんだけど、2000年からの⺠主進歩党の政権で工事が中断されていて、 2008年からの中国国⺠党の政権で建設再開されたんだけど、2011年の福島第一原発の事故。

 台湾の市⺠の反原発運動が大きくなり、 2014年に原発建設がまた中断。

 そして今年の3月に、第4原発の燃料棒の搬出と製造元のアメリカへの輸送が決まり、7月から始まったのです。 これは「原発建設の凍結」ではなく、事実上の撤廃を意味するそう。

 すごいね、ていうか、日本の原発事故後、イタリアとかドイツとか、いったい何カ国が脱原発を決めたんだろうね?


 台湾の報道でも「市⺠の反原発運動が大きくなり」とあったように、ドイツでもイタリアでも、市⺠運動が、世論が、政策を動かしました。 いいなぁ、と羨ましがってばかりではなく、考える!


 おしどりは、2014年から毎年ドイツでの国際会議に呼んで頂いています。

 核戦争防止国際医師会議、エネルギー転換に関する世界宗教者会議、原子力に関する国際裁判会議、いろいろ。

 様々な国際会議の主催がヘッセン州(フランクフルトのあるとこ)のプロテスタント教会、エキュメニカルセンターで、なので「教会の平和教育の活動にも手を貸しておくれ!」と、毎年ドイツのあちこちの中学、高校、大学職業訓練校などに原発事故の取材報告をしに行きます。



 初めてのときは、とてもイヤだったんだ! 遠く離れた国の何年も前の原発事故の話なんて、ドイツの学生の方々は興味あるの? 日本ですら過去のできごとだよ? けれどすぐそんな不安は吹き飛びました。


 どこの学校に行っても、質問の手があがりまくり。 話している最中から「その話について、こういうニュースを見たけど?」「なぜそうなっているの、僕はこう思うけど」

 そういう質問に答えながら、最後に、「何か質問ない?」と聞くと、 何十人も手が上がって、時間内に終わらない!

 そしてこれはどこの学校でも同じ。 また質問がとても専門的で、みんな原発事故のことをよく知ってる!



2014年初めてドイツの学校に行ったときに一番驚いた質問は男子高校生のもの。


「原発事故に詳しい日本人に一度聞いてみたいと思っていました。あなたは、非常用電源装置は、津波で流れたと思いますか?」


驚いて私は答える前に、なんでそんなこと知ってるの?
と聞き返しました。すると。


「僕はwebにある『国会事故調査報告書』と『政府事故調査報告書』の英語版を全て読みました。 すると津波で非常用電源装置が流されて原発事故が起こったと書いてある。けどそれは僕は不自然だと思いました。 原発事故が地震で起こったとなると、地震の多い日本は原発再稼働に問題が出てくるから、無理やり津波のせいにしたんじゃないですか、僕にはそう思える。」


わお! でも彼だけが特殊なのではなく、「原発事故に関するこんな論文を読んだけど?」みたいな専門的な質問も多いんだ!


 そういうマニアックな質問から

「なんで日本の報道は政府寄りなの?」

「広島と⻑崎に原爆が落ちて、福島で原発事故があって、なんで日本はまだ原子力を使うの?」という疑問までいろいろ飛び出します。 とにかくどこの学校に行っても、発言の多さに驚き。


 あちこちの先生に「どうして?」と聞くと。


「ドイツは第二次世界大戦で、ナチスをヒトラーを生みだしたことを恥じています。⺠主主義の選挙は愚かな市⺠であれば愚かな代表を作るのです。


 当時、まさかヒトラーに国が傾くわけないだろうと思っていた人が大半でしたが黙って見ているうちに傾いていきました。


 なので、戦後のドイツの教育は、誰かの意見を鵜呑みにせず自分で考え、最後の1人になっても自分の意見を言うことを根底に置いています」



 そうか、教育が違うのか。私はそう思っていました、去年までは。今年ドイツに行って、考えが変わりました。


原発事故から7年たっても、ドイツの高校生たちは詳しいんだ、どうして? 


あなたたち、2011年は小学生だったでしょ?


 そう聞くと。


「はい、僕は原発事故のとき9歳だったけど、ニュースをほとんど見ました。


 母が僕を横に座らせて、見なさい、と。


 でも当時の僕は津波や爆発の映像が怖くて泣いて、見たくないと言いました。


 けど母は『これは事実だから目をそらしてはダメ、ちゃんと知って考えなければ』と、泣く僕を後ろから抱きしめ、解説を耳元でしながら、ずっと原発事故のニュースを見ていました


「うちも同じ!」

「私はお父さんに解説されたよ!」


口々に言う高校生たち。


 そうか、私は日本とドイツは学校教育が違う、と思っていたけれど、そうじゃない、学校に行く前の家庭から違うんだ! とそう気付きました。 


教育が悪い、報道が悪い、政治が悪い、と言う前に、さぼっていた私たちも悪いし、そして家庭を変えることは、誰にでも今すぐできます。 少なくとも社会を変えるより、家庭を変えることのほうが早い!



 また半径5mも変えることができなければ、社会を変えるなんて夢のまた夢だよね。


 私は最後の1人になっても自分で考えて自分の意見を言うし、大切な人には意見が違っていても心を込めて語りかけます。


 泣く息子や娘を抱きしめながら、原発事故のニュースを解説するドイツの親たちが少なくなかったことに、私はとても衝撃を受けました。


 聞いたら別に、その方々はデモや市⺠運動をされているわけではなく。


 自分たちの日常の生活を大切にするとともに、社会のことを考えて常に話しあっていく、それだけで、そしてそれこそが社会を作るのだと感じました。



文章・おしどりマコさん
針金作品・おしどりケンさん

認定NPO法人沖縄・球美の里 
許可をいただきニュースレターより抜粋



世界平和は、足元からって言われますものね。

つい衝撃的だったところが文字が大きくなってしまいました。

色まで変えてしまいました。笑


最後までお目通しくださりありがとうございます。


たかこ治療サロン 中里高子(*^^*)